■レセプトオンライン化への要望

厚生労働省より、「療養の給付及び公費負担医療に関する費用の請求に関する省令の一部を改正する省令(案)」及び「療養の給付及び公費負担医療に関する費用の請求に関する省令附則第4条第2項に規定する厚生労働大臣が定める日を定める告示(案)(仮称)」に関する意見募集(パブリックコメント:1023日締切)がありました。

日歯連盟からも全国各県歯連盟へ提出依頼があり、鹿児島県歯科医師連盟からは、会長名で以下のように提出致しております。

 

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レセプトオンライン化への要望

 

厚生労働省保険局総務課

保険システム高度化推進室 担当者 様

鹿児島県歯科医師連盟

会長 曽山 幸一

 

〔意 見〕

 ■ レセプトオンライン化は『義務化』から『原則化』に改め、全面的に、手挙げ方式とすることを要望する。

 

〔理 由〕

   診療者側の年齢や診療規模の形態などを勘案するとオンライン化に対応困難な歯科医療機関が非常に多い。

 

 

〔意 見〕

 ■ レセプトオンライン化に対応する医療機関には診療報酬への加算点数として、現在の電子化加算等と見合ったレセプトオンライン加算を考慮することを要望する。

 

〔理 由〕

   レセプトオンライン化に伴いハードウェア、ソフトウェア共に設備投資への多大な出費を余儀なくされ、医院経営への圧迫は必至であり、惹いては、地域医療貢献への医療機関の志気の低下を招き、活力を削ぐことにもなりかねない。